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SWAT-310V-spec
ブルー/シルバーツートンアルマイト
オープン価格 参考価格 148,000円 (税込162,800円)
※V-spec Premium相当へのアップグレード改造は、48,000円(税込52,800円)です。
※改造につきましては、 メールでお問合せください。
※2023年11月生産終了。
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SWAT-310V-specは恒星時目盛環を搭載したSWAT-310をベースに追尾精度を向上させた特別仕様です。ユニテック独自のPEC( Periodic
Error Correctionの略 )を搭載して、スタンダード仕様の±7″から約20%精度アップし、±5.5″前後まで向上させました。さらに荷重方向限定で±3.8″前後まで追尾精度を向上させるスペシャルモードも搭載。
一般的な赤道儀は、そのギア構成上、東側偏荷重の方が安定した追尾が可能です。そのため通常のPEC制御は東側偏荷重で設定されているため、西側偏荷重時には東側より追尾精度が劣ることがあります。これは東西の偏荷重時のPモーションが異なるためにおこる現象で、これを完全に一致させるのは現在の機械加工精度では不可能といえます。特に東と西でPモーションが逆位相だったときは、東側のモーションで補正してしてしまうと、西側偏荷重になったときに、元のモーションに補正分が加算されてしまうため、PEC補正する前より追尾精度が悪化してしまう現象がおきます。通常、北半球では西側偏荷重での運用はおすすめしてませんが、このギア当たり面は南半球での推奨偏荷重方向になるため、疎かにはできません。V-specは、ウォームネジ選別の初期計測でPEC適性を判断。西側偏荷重時に悪化してしまうウォームネジをこの段階で排除しています。さらに東西両方向の偏荷重データを不揮発メモリに記憶することで、どちらでも高精度を発揮するバランスが取れたモード(ノーマル起動)や、東西それぞれの偏荷重方向に特化したPEC駆動(スペシャルモード)を起動時に選択することができます。その結果、荷重方向限定のスペシャルモードでは±3.8″前後という驚異的な追尾精度を達成。ポータブル赤道儀とは思えない高精度追尾を実現しています。このようにV-specは従来のPECとはひと味違った仕様となっています。もちろん、PEC設定は出荷前にメーカーにて行いますので、ユーザーはPECを意識することなくお使いいただけます。
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■素材にもこだわった大型ウォームホイール
ウォームホイールのサイズは追尾精度に直接影響する重要な要素です。SWAT-310V-specのウォームホイールには中型赤道儀並みの直径106mm、歯数210枚の大型ホイールを採用し、驚くほどの追尾精度を実現します。また素材には超々ジュラルミンを採用しています。
写真は高精度に研削加工されたSWAT-350/310V-spec用のウォームホイールの歯面の状態です。ウォームネジの曲面に会わせて、鼓状のRが綺麗についているのが確認できます。ジュラルミンウォームホイールはウォームネジとの馴染みもよく、高精度な追尾に一役買っています。 |
■高剛性を実現する贅沢なアルミ削り出し筐体
アルミ合金削り出しの贅沢な筐体を採用しました。一般的な赤道儀では、筐体部分をアルミの鋳物やダイキャストで製作して、必要な部分を加工してから、極軸などの内部部品を組み込むことが通常の方法です。ユニテックでは高い加工精度が得られる無垢のアルミ合金(押し出し材)からマシニング加工により筐体を削り出しています。このような時間のかかる生産方法はコストがかかる上に効率が悪いため、通常は行われません。少ロット生産メーカーだからこそ可能な非常に贅沢な仕様になっています。もちろん、剛性にも優れ、搭載可能重量は約15kg(ターンテーブル直付け位置)とポータブル赤道儀としては驚異の仕様となっています。 |
■PEC機能に加え、多彩な速度切り替えを実現した両半球対応のマイコン制御モータードライブ。オートガイドにも対応
SWAT-310V-specに内蔵されたモータードライブには、新たにPEC機能を搭載し、高精度なステッピングモーターを精密に制御します。また、南半球にも対応する多彩な速度切り替えを実現。本体パネルにはオートガイダーにも対応したリモートコントロールの接続端子を装備しています。オートガイダーは長焦点での星野撮影に威力を発揮します。速度モードは、恒星時(キングスレート)のほか、太陽時、月時、2倍速、0.66倍速、0.5倍速、東西各16倍速を装備。0.66倍速、0.5倍速は「星景モード」として搭載しています。0.66倍速は、0.5倍速より星の動きに重点を置いていますので、地上より星の流れが目立つ0.5倍速より美しい星景写真が楽しめます。高速側は16倍速を採用しています。望遠鏡搭載時の天体導入に威力を発揮します。
SWAT-310V-specに採用されたモードインジケータは、緑、オレンジ、赤の3色に変わるLEDが装備され、点灯、点滅によって追尾の状態を表示するようになっています。「緑」は恒星時運転でのみ使用され、ユーザーはモードインジケータの「緑」をチェックするだけで、恒星時運転していることを確認できます。
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■赤経恒星時目盛環を備えた大型ターンテーブルを採用
一般的なポータブル赤道儀と異なり、本機のターンテーブルは通常の赤道儀と同様にクランプによって、スムーズな粗動回転が可能です。ターンテーブル表面には、様々なアクセサリー群に対応するネジ穴があらかじめあけてありますので、ユーザーが自由にご利用いただけます。また、メインクランプは大型で使いやすい形状をしています。さらにSWAT-310V-specの極軸には赤経恒星時目盛環が装備されいます。赤経恒星時目盛環は基準星で座標を合わせると、恒星時駆動している限り、正しい赤経座標を表示し続けます。そのため赤緯軸に角度目盛環付きの「回転ユニット」を組み合わせることで、目盛環を直読みして天体を導入できます。暗い天体や彗星などを捉えるときには特に便利に感じるでしょう。
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■上部左右と右下に配置された北極星のぞき穴
上部の北極星覗き穴は、オプションの極軸望遠鏡取り付けネジと兼用になっています。利き目が左右どちらでも不便がないように左右の2箇所に視界約10度の覗き穴を、さらに視界約7度の覗き穴を右下に設けた親切設計です。(オレンジ色の矢印)この覗き穴の中心に北極星を入れるだけでも焦点距離100mmのレンズを3〜4分追尾できる設置精度に極軸設置ができます。デジタル時代になって大幅に露出時間が短縮された現在。極軸の設置精度もそれにともなって緩くてすみます。フィルム時代の10分の1の露出なら極軸の設置精度も10分の1で構わないのです。 |
■タイムラプスムービー撮影に対応した背面カメラネジ
SWAT-350の背面には、本体を水平に設置してタイムラプス撮影用の回転台として使用するためのカメラネジ(太ネジ対応)が装備されいます。(背面の画像の緑の矢印)。正転、逆転合わせて16モードの回転速度を使い分けて、タイムラプスムービー撮影にチャレンジするユーザーには便利にお使いいただける装備です。 |
■SWAT-310V-specの性能を引き出すオプション群
オプションとして暗視野照明装置つきの極軸望遠鏡やゴニオ式極軸微動ユニット、ドイツ式赤緯ユニット、シンプルフォークユニット、ダブル雲台ベース、アリミゾ、テーパーシステム、微動/粗動回転ユニット、オートガイダー(ST-4互換)対応のリモコン、アルミ削り出しの卓上スタンドなどをご用意しています。組み合わせてご使用いただくことで、ユーザーのニーズにマッチしたスタイルを構築できます。
●詳しくは、オプションページへ。
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■主な仕様
名 称 |
SWAT-310V-spec(スワット・サンビャクジュウ・ブイスペック) |
形 式 |
星野写真撮影用小型赤道儀 |
追 尾 |
恒星時(キングスレート)、平均太陽時、平均月時、2倍速、0.66倍速(星景写真用)、0.5倍速(星景撮影用)西行16倍速、東行16倍速、の8モード切替/北半球・南半球対応/3色LEDによるモードインジケータ付 |
ギ ヤ |
ウォームホイールによる全周微動/直径106mm・歯数210枚/超々ジュラルミン製 |
追尾精度 |
ノーマルモード ±5.5角前後、荷重方向限定モード ±3.8秒角前後 |
極 軸 |
直径40mm、アルミ合金製、内径40mm大型ベアリング2個と小型ベアリング1個の支持、赤経恒星時目盛環付 |
駆 動 |
PEC機能搭載マイコン制御によるステッピングモーター駆動 |
搭載可能重量 |
約10kg (ターンテーブル上に搭載できる重量) |
極軸望遠鏡 |
視界約10度と約7度の素通し穴/外付け極軸望遠鏡装着可(別売) |
電 源 |
付属電源ボックスは単三電池×6本/Ni-MH充電池、Ni-Cd充電池にも対応 |
電 圧 |
DC6V〜DC12V(推奨9V)/消費電流約160mA(9V時)、付属電源ボックスの単三電池6本で約10時間駆動 |
大きさ |
縦181mm×横118mm×高さ94mm(三脚アダプター、ネジ類の突起部を除く) |
質 量 |
約2.4kg |
その他 |
別売アクセサリーとして、リモコン・ハンドボックス(オートガイダー用モジュラー端子付き)、外付け極軸望遠鏡、極軸微動ユニット、マルチ赤緯ブラケット、ダブル雲台ベースなど多彩なオプションをご用意しています。 |
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SWAT-310
シルバーツートンアルマイト
オープン価格 参考価格 115,000円(税込126,500円)
※V-spec相当へのアップグレード改造は、49,000円(税込53,900円)です。
※改造につきましては、 メールでお問合せください。 ※2023年11月生産終了。
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SWAT-310はシリーズ最高峰「SWAT-350」の設計思想をそのまま引き継ついだ高性能ポータブル赤道儀です。SWAT-350とは目盛環周りの極軸構造が異なるだけで、ベアリングのサイズや数、その他の構成パーツはすべて共通です。新機能として、このクラス初の赤経恒星時目盛環を実現。赤緯にオプションの回転ユニットをお使いいただくことで、目盛環直読みによる天体導入が可能となり、暗い天体や彗星などを捕捉するときに威力を発揮します。機構面では、高精度追尾を実現するために直径106mm、歯数210枚まで大径化したウォームホイール、高剛性を実現する贅沢なアルミ削り出し筐体など、一切の妥協を排除し、耐荷重量約10kgを達成しました。そのためオプション群を搭載した運用でも安心の高剛性を実現しています。モータードライブには最新のマイコン制御を採用し、多彩な速度切り替えを実現。オートガイダー(ST-4互換)にも対応し、長焦点での星野撮影に威力を発揮します。2021年2月より、追尾精度が約20%向上する東側偏荷重限定スペシャルモード(±5.5秒角前後)を搭載しました。
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■素材にもこだわった大型ウォームホイール
ウォームホイールのサイズは追尾精度に直接影響する重要な要素です。SWAT-350のウォームホイールには中型赤道儀並みの直径106mm、歯数210枚の大型ホイールを採用し、驚くほどの追尾精度を実現します。また素材にはジュラルミンを採用しています。
写真は高精度に研削加工されたSWAT-350/310用のウォームホイールの歯面の状態です。ウォームネジの曲面に会わせて、鼓状のRが綺麗についているのが確認できます。ジュラルミンウォームホイールはウォームネジとの馴染みもよく、高精度な追尾に一役買っています。 |
■高剛性を実現する贅沢なアルミ削り出し筐体
アルミ合金削り出しの贅沢な筐体を採用しました。一般的な赤道儀では、筐体部分をアルミの鋳物やダイキャストで製作して、必要な部分を加工してから、極軸などの内部部品を組み込むことが通常の方法です。ユニテックでは高い加工精度が得られる無垢のアルミ合金(押し出し材)からマシニング加工により筐体を削り出しています。このような時間のかかる生産方法はコストがかかる上に効率が悪いため、通常は行われません。少ロット生産メーカーだからこそ可能な非常に贅沢な仕様になっています。もちろん、剛性にも優れ、搭載可能重量は約10kg(ターンテーブル直付け位置)とポータブル赤道儀としては驚異の仕様となっています。 |
■多彩な速度切り替えを実現した両半球対応のマイコン制御モータードライブ。オートガイドにも対応
SWAT-310に内蔵されたモータードライブには最新のマイコン制御のステッピングモーターを採用し、多彩な速度切り替えを実現しました。また、本体パネルにはオートガイダーにも対応したリモートコントロールの接続端子を装備しています。オートガイダーは長焦点での星野撮影に威力を発揮します。速度モードは、恒星時(キングスレート)のほか、太陽時、平均月時、2倍速、0.66倍速、0.5倍速、東西各16倍速を装備。0.66倍速、0.5倍速は「星景モード」として搭載しています。0.66倍速は、0.5倍速より星の動きに重点を置いていますので、地上より星の流れが目立つ0.5倍速より美しい星景写真が楽しめます。高速側は16倍速を採用しています。望遠鏡搭載時の天体導入に威力を発揮します。
SWAT-310に採用されたモードインジケータは一目で駆動モードが確認できる便利な装備です。電装基板には緑、黄、赤の3色に変わるLEDが装備され、点灯、点滅によって追尾の状態を表示するようになっています。「緑」は恒星時運転でのみ使用され、ユーザーはモードインジケータの「緑」をチェックするだけで、恒星時運転していることを確認できます。
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■赤経恒星時目盛環を採用した大型ターンテーブル
一般的なポータブル赤道儀と異なり、本機のターンテーブルは通常の赤道儀と同様にクランプによって、スムーズな粗動回転が可能です。ターンテーブル表面には、様々なアクセサリー群に対応するネジ穴があらかじめあけてありますので、ユーザーが自由にご利用いただけます。また、メインクランプは大型で使いやすい形状をしています。さらにSWAT-310の極軸には赤経恒星時目盛環が装備されいます。赤経恒星時目盛環は基準星で座標を合わせると、恒星時駆動している限り、正しい赤経座標を表示し続けます。そのため赤緯軸に角度目盛環付きの「回転ユニット」を組み合わせることで、目盛環を直読みして天体を導入できます。暗い天体や彗星などを捉えるときには特に便利に感じるでしょう。
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■上部左右と右下に配置された北極星のぞき穴
上部の北極星覗き穴は、オプションの極軸望遠鏡取り付けネジと兼用になっています。利き目が左右どちらでも不便がないように左右の2箇所に視界約10度の覗き穴を、さらに視界約7度の覗き穴を右下に設けた親切設計です。(オレンジ色の矢印)この覗き穴の中心に北極星を入れるだけでも焦点距離100mmのレンズを3〜4分追尾できる設置精度に極軸設置ができます。デジタル時代になって大幅に露出時間が短縮された現在。極軸の設置精度もそれにともなって緩くてすみます。フィルム時代の10分の1の露出なら極軸の設置精度も10分の1で構わないのです。 |
■タイムラプスムービー撮影に対応した背面カメラネジ
SWAT-310の背面には、本体を水平に設置してタイムラプス撮影用の回転台として使用するためのカメラネジ(太ネジ対応)が装備されいます。(背面の画像の緑の矢印)。正転、逆転合わせて16モードの回転速度を使い分けて、タイムラプスムービー撮影にチャレンジするユーザーには便利にお使いいただける装備です。
※画像はSWAT-350です。
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■SWAT-310の性能を引き出す充実のオプション群
オプションとして暗視野照明装置つきの極軸望遠鏡やゴニオ式極軸微動ユニット、ドイツ式赤緯ユニット、シンプルフォークユニット、ダブル雲台ベース、アリミゾ、テーパーシステム、回転ユニット、オートガイダー(ST-4互換)対応のリモコン、アルミ削り出しの卓上スタンドなどをご用意しています。組み合わせてご使用いただくことで、ユーザーのニーズにマッチしたスタイルを構築できます。
●詳しくは、オプションページへ。
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■主な仕様
名 称 |
SWAT-310(スワット・サンビャクジュウ) |
形 式 |
星野写真撮影用小型赤道儀 |
追 尾 |
恒星時(キングスレート)、平均太陽時、平均月時、2倍速、0.66倍速(星景写真用)、0.5倍速(星景撮影用)西行16倍速、東行16倍速、の8モード切替/北半球・南半球対応/3色LEDによるモードインジケータ付 |
ギ ヤ |
ウォームホイールによる全周微動/直径106mm・歯数210枚/ジュラルミン製 |
追尾精度 |
±7秒角前後、東側荷重方向限定スペシャルモード ±5.5秒角前後(南半球回転は測定してません) |
極 軸 |
直径40mm、アルミ合金製、内径40mm大型ベアリング2個と小型ベアリング1個の支持、赤経恒星時目盛環付 |
駆 動 |
マイコン制御によるステッピングモーター駆動 |
搭載可能重量 |
約10kg |
極軸望遠鏡 |
視界約10度と約7度の素通し穴/外付け極軸望遠鏡装着可(別売) |
電 源 |
付属電源ボックスは単三電池×6本/Ni-MH充電池、Ni-Cd充電池にも対応 |
電 圧 |
DC6V〜DC12V(推奨9V)/消費電流約160mA(9V時)、付属電源ボックスの単三電池6本で約10時間駆動 |
大きさ |
縦181mm×横118mm×高さ94mm(三脚アダプター、ネジ類の突起部を除く) |
質 量 |
約2.4kg |
その他 |
別売アクセサリーとして、リモコン・ハンドボックス(オートガイダー用モジュラー端子付き)、外付け極軸望遠鏡、極軸微動ユニット、マルチ赤緯ブラケット、ダブル雲台ベースなど多彩なオプションをご用意しています。 |
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SWAT-300
ブルー/シルバーツートンアルマイト
オープン価格 参考価格 112,000円(税別)
※トワイライトブルーメタリックは生産終了しました。
※2017年5月生産終了
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SWAT-300はシリーズ最高峰「SWAT-350」の設計思想をそのまま引き継ついだ高性能ポータブル赤道儀です。SWAT-350との違いは、極軸のベアリングレイアウトと目盛環などターンテーブル周りだけで、その他の構成パーツはすべて共通です。高精度追尾を実現するために直径105mm、歯数210枚まで大径化したウォームホイール、高剛性を実現する贅沢なアルミ削り出し筐体など、一切の妥協を排除し、耐荷重量約8kgを達成しました。そのため赤緯軸を搭載した運用でも安心の高剛性を実現しています。モータードライブには最新のマイコン制御を採用し、多彩な速度切り替えを実現。オートガイダー(ST-4互換)にも対応し、長焦点での星野撮影に威力を発揮します。SWAT-350が必要なほどの機材を搭載しない場合に最適なモデルです。
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■素材にもこだわった大型ウォームホイール
ウォームホイールのサイズは追尾精度に直接影響する重要な要素です。SWAT-300のウォームホイールには中型赤道儀並みの直径106mm、歯数210枚の大型ホイールを採用し、驚くほどの追尾精度を実現します。また素材にはジュラルミンを採用。組み立て時に高精度研磨(エイジング処理)することにより、とても滑らかでスムーズな回転が得られます。
写真は高精度研磨前(上)と研磨後(下)の歯面の状態です。研磨後はウォームネジの曲面に会わせて、鼓状のRが綺麗についているのが確認できます。ジュラルミンウォームホイールならではのスムーズな回転を約束します。 ※画像はSWAT-200のものです |
■高剛性を実現する贅沢なアルミ削り出し筐体
アルミ合金削り出しの贅沢な筐体を採用しました。一般的な赤道儀では、筐体部分をアルミの鋳物やダイキャストで製作して、必要な部分を加工してから、極軸などの内部部品を組み込むことが通常の方法です。ユニテックでは圧倒的な加工精度が得られる無垢のアルミ合金(押し出し材)からマシニング加工により筐体を削り出しています。のような時間のかかる生産方法はコストがかかる上に効率が悪いため、通常は行われません。少ロット生産メーカーだからこそ可能な非常に贅沢な仕様になっています。もちろん、強度も高く、搭載可能重量は約8kg(ターンテーブル直付け位置)とポータブル赤道儀としては驚異の仕様となっています。 |
■多彩な速度切り替えを実現した両半球対応のマイコン制御モータードライブ。オートガイドにも対応
SWAT-300に内蔵されたモータードライブには最新のマイコン制御のステッピングモーターを採用し、多彩な速度切り替えを実現しました。また、本体パネルにはオートガイダーにも対応したリモートコントロールの接続端子を装備しています。オートガイダーは長焦点での星野撮影に威力を発揮します。速度モードは、恒星時(キングスレート)のほか、太陽時、月時、2倍速、0.66倍速、0.5倍速、東西各16倍速を装備。0.66倍速、0.5倍速は「星景モード」として搭載しています。0.66倍速は、0.5倍速より星の動きに重点を置いていますので、地上より星の流れが目立つ0.5倍速より美しい星景写真が楽しめます。高速側は16倍速を採用しています。望遠鏡搭載時の天体導入に威力を発揮します。
SWAT-300で新たに採用されたのがモードインジケータです。電装基板には緑、黄、赤の3色に変わるLEDが装備され、点灯、点滅によって追尾の状態を表示するようになっています。「緑」は恒星時運転でのみ使用され、ユーザーはモードインジケータの「緑」をチェックするだけで、恒星時運転していることを確認できます。
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■多彩なアクセサリーが搭載可能な大型ターンテーブル
一般的なポータブル赤道儀の勘合部分は、カメラなどの荷重がかかると取付ネジを緩めてもスムーズに回転させることが困難な単なる勘合として設計されています。本機のターンテーブルは、通常の赤道儀と同様にクランプによってスムーズな粗動回転を可能にしています。ターンテーブル表面には、様々なアクセサリー群に対応するネジ穴があらかじめ開けてありますので、ユーザーが自由にご利用いただけます。また、メインクランプは真鍮削り出しクロームメッキ仕様の大型で使いやすい形状をしています。 |
■上部左右と右下に配置された北極星のぞき穴
上部の北極星覗き穴は、オプションの極軸望遠鏡取り付けネジと兼用になっています。利き目が左右どちらでも不便がないように左右の2箇所に視界約10度の覗き穴を、さらに視界約7度の覗き穴を右下に設けた親切設計です。(オレンジ色の矢印)この覗き穴の中心に北極星を入れるだけでも焦点距離100mmのレンズを3〜4分追尾できる設置精度に極軸設置ができます。デジタル時代になって大幅に露出時間が短縮された現在。極軸の設置精度もそれにともなって緩くてすみます。フィルム時代の10分の1の露出なら極軸の設置精度も10分の1で構わないのです。 |
■タイムラプスムービー撮影に対応した背面カメラネジ
SWAT-300の背面には、本体を水平に設置してタイムラプス撮影用の回転台として使用するためのカメラネジ(太ネジ対応)が装備されいます。(背面の画像の緑の矢印)。正転、逆転合わせて16モードの回転速度を使い分けて、タイムラプスムービー撮影にチャレンジするユーザーには便利にお使いいただける装備です。
※画像はSWAT-350です。
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■SWAT-300の性能を引き出す充実のオプション群
オプションとして暗視野照明装置つきの極軸望遠鏡やゴニオ式極軸微動ユニット、ドイツ式赤緯ユニット、シンプルフォークユニット、ダブル雲台ベース、アリミゾ、テーパーシステム、微動/粗動回転ユニット、オートガイダー(ST-4互換)対応のリモコン、アルミ削り出しの卓上スタンドなどをご用意しています。組み合わせてご使用いただくことで、ユーザーのニーズにマッチしたスタイルを構築できます。
●詳しくは、オプションページへ。
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■主な仕様
名 称 |
SWAT-300(スワット・サンビャク) |
形 式 |
星野写真撮影用小型赤道儀 |
追 尾 |
恒星時(キングスレート)、平均太陽時、平均月時、2倍速、0.66倍速(星景写真用)、0.5倍速(星景撮影用)西行16倍速、東行16倍速、の8モード切替/北半球・南半球対応/3色LEDによるモードインジケータ付 |
ギ ヤ |
ウォームホイールによる全周微動/直径106mm・歯数210枚/ジュラルミン製 |
追尾精度 |
±7秒角前後 |
極 軸 |
直径40mm、アルミ合金製、直径40mm大型ベアリング1個と小型ベアリング1個の支持 |
駆 動 |
マイコン制御によるステッピングモーター駆動 |
搭載可能重量 |
約8kg |
極軸望遠鏡 |
視界約10度と約7度の素通し穴/外付け極軸望遠鏡装着可(別売) |
電 源 |
付属電源ボックスは単三電池×6本/Ni-MH充電池、Ni-Cd充電池にも対応 |
電 圧 |
DC6V〜DC12V(推奨9V)/消費電流約160mA(9V時)、付属電源ボックスの単三電池6本で約10時間駆動 |
大きさ |
縦181mm×横118mm×高さ92mm(三脚アダプター、ネジ類の突起部を除く) |
質 量 |
約2.1kg |
その他 |
別売アクセサリーとして、リモコン・ハンドボックス(オートガイダー用モジュラー端子付き)、外付け極軸望遠鏡、極軸微動ユニット、ドイツ式赤緯ユニット、ダブル雲台ベースなど多彩なオプションをご用意しています。 |
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SWAT-300S
ブルー/シルバーツートンアルマイト
オープン価格 参考価格 89,000円(税別)
※2017年5月生産終了
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SWAT-300Sは上級機の追尾性能はそのままに、機能を極限まで絞り込んで、コストパフォーマンスを大幅に高めたモデルです。シリーズ最高峰「SWAT-350」の設計思想をそのまま引き継ついだSWAT-300をベースに、駆動速度を恒星時のみと大幅に絞り込みました。別売のリモコンを装着すれば、2倍速、停止、東西16倍速を取り出せますので、オートガイダー(ST-4互換)にも対応可能です。その他、高剛性アルミ削り出し筐体、高精度大型ウォームホイールなど、基本構造はすべて上級機のSWAT-300と同じですので、将来的にSWAT-300、あるいは、SWAT-350へのアップグレードも可能にしています。恒星時追尾だけで充分なユーザーには魅力的なモデルです。
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■素材にもこだわった大型ウォームホイール
ウォームホイールのサイズは追尾精度に直接影響する重要な要素です。SWAT-300Sのウォームホイールには中型赤道儀並みの直径106mm、歯数210枚の大型ホイールを採用し、驚くほどの追尾精度を実現します。また素材にはジュラルミンを採用。組み立て時に高精度研磨(エイジング処理)することにより、とても滑らかでスムーズな回転が得られます。
写真は高精度研磨前(上)と研磨後(下)の歯面の状態です。研磨後はウォームネジの曲面に会わせて、鼓状のRが綺麗についているのが確認できます。ジュラルミンウォームホイールならではのスムーズな回転を約束します。 ※画像はSWAT-200のものです |
■高剛性を実現する贅沢なアルミ削り出し筐体
アルミ合金削り出しの贅沢な筐体を採用しました。一般的な赤道儀では、筐体部分をアルミの鋳物やダイキャストで製作して、必要な部分を加工してから、極軸などの内部部品を組み込むことが通常の方法です。ユニテックでは圧倒的な加工精度が得られる無垢のアルミ合金(押し出し材)からマシニング加工により筐体を削り出しています。のような時間のかかる生産方法はコストがかかる上に効率が悪いため、通常は行われません。少ロット生産メーカーだからこそ可能な非常に贅沢な仕様になっています。もちろん、強度も高く、搭載可能重量は約8kg(ターンテーブル直付け位置)とポータブル赤道儀としては驚異の仕様となっています。 |
■オートガイドにも対応した両半球対応のマイコン制御モータードライブ。
SWAT-300Sに内蔵されたモータードライブには最新のマイコン制御のステッピングモーターを採用してします。標準では電源をつなぐと恒星時運転を始める非常にシンプルな機能です。本体パネルにはオートガイダーに対応した別売のリモートコントロール接続端子を装備しており、リモコン上のスイッチにより「2倍速/停止」「東西16倍速」を切り替えて、お使いいただけます。リモコンにはST-4互換のオートガイダー端子も装備していますので、長焦点での星野撮影に威力を発揮します。
SWAT-300Sで新たに採用されたのがモードインジケータです。電装基板には緑、黄、赤の3色に変わるLEDが装備され、点灯、点滅によって追尾の状態を表示するようになっています。「緑」は恒星時運転でのみ使用され、ユーザーはモードインジケータの「緑」をチェックするだけで、恒星時運転していることを確認できます。
※SWAT-300Sでは、恒星時、2倍速、東西16倍速以外のモードは、プログラムされておりません。上級機へのアップグレードサービスでは、プログラムも含めて更新します。 |
■多彩なアクセサリーが搭載可能な大型ターンテーブル
一般的なポータブル赤道儀の勘合部分は、カメラなどの荷重がかかると取付ネジを緩めてもスムーズに回転させることが困難な単なる勘合として設計されています。本機のターンテーブルは、通常の赤道儀と同様にクランプによってスムーズな粗動回転を可能にしています。ターンテーブル表面には、様々なアクセサリー群に対応するネジ穴があらかじめ開けてありますので、ユーザーが自由にご利用いただけます。また、メインクランプは真鍮削り出しクロームメッキ仕様の大型で使いやすい形状をしています。
※画像はメタリック塗装仕様のSWAT-300です。 |
■上部左右と右下に配置された北極星のぞき穴
上部の北極星覗き穴は、オプションの極軸望遠鏡取り付けネジと兼用になっています。利き目が左右どちらでも不便がないように左右の2箇所に視界約10度の覗き穴を、さらに視界約7度の覗き穴を右下に設けた親切設計です。(オレンジ色の矢印)この覗き穴の中心に北極星を入れるだけでも焦点距離100mmのレンズを3〜4分追尾できる設置精度に極軸設置ができます。デジタル時代になって大幅に露出時間が短縮された現在。極軸の設置精度もそれにともなって緩くてすみます。フィルム時代の10分の1の露出なら極軸の設置精度も10分の1で構わないのです。
※画像はメタリック塗装仕様のSWAT-300です。 |
■タイムラプスムービー撮影に対応した背面カメラネジ
SWAT-300Sの背面には、本体を水平に設置してタイムラプス撮影用の回転台として使用するためのカメラネジ(太ネジ対応)が装備されいます。(背面の画像の緑の矢印)。タイムラプスムービー撮影にチャレンジするユーザーには便利にお使いいただける装備です。
※画像はメタリック塗装仕様のSWAT-350です。
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■SWAT-300Sの性能を引き出す充実のオプション群
オプションとして暗視野照明装置つきの極軸望遠鏡やゴニオ式極軸微動ユニット、ドイツ式赤緯ユニット、シンプルフォークユニット、ダブル雲台ベース、アリミゾ、テーパーシステム、微動/粗動回転ユニット、オートガイダー(ST-4互換)対応のリモコン、アルミ削り出しの卓上スタンドなどをご用意しています。組み合わせてご使用いただくことで、ユーザーのニーズにマッチしたスタイルを構築できます。
※画像はメタリック塗装仕様のSWAT-300です。
●詳しくは、オプションページへ。
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■主な仕様
名 称 |
SWAT-300S(スワット・サンビャクエス) |
形 式 |
星野写真撮影用小型赤道儀 |
追 尾 |
恒星時(キングスレート)/北半球・南半球対応/3色LEDによるモードインジケータ付/別売のリモコンにより、2倍速、西行16倍速、東行16倍速が可能 |
ギ ヤ |
ウォームホイールによる全周微動/直径106mm・歯数210枚/ジュラルミン製 |
追尾精度 |
±7秒角前後 |
極 軸 |
直径40mm、アルミ合金製、直径40mm大型ベアリング1個と小型ベアリング1個の支持 |
駆 動 |
マイコン制御によるステッピングモーター駆動 |
搭載可能重量 |
約8kg |
極軸望遠鏡 |
視界約10度と約7度の素通し穴/外付け極軸望遠鏡装着可(別売) |
電 源 |
付属電源ボックスは単三電池×6本/Ni-MH充電池、Ni-Cd充電池にも対応 |
電 圧 |
DC6V〜DC12V(推奨9V)/消費電流約160mA(9V時)、付属電源ボックスの単三電池6本で約10時間駆動 |
大きさ |
縦181mm×横118mm×高さ92mm(三脚アダプター、ネジ類の突起部を除く) |
質 量 |
約2.1kg |
その他 |
別売アクセサリーとして、リモコン・ハンドボックス(オートガイダー用モジュラー端子付き)、外付け極軸望遠鏡、極軸微動ユニット、ドイツ式赤緯ユニット、ダブル雲台ベースなど多彩なオプションをご用意しています。 |
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SWAT-200
トワイライトブルー、パールホワイト
オープン価格
参考価格 90,000円 (税別)
※2017年5月生産終了
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SWAT-200のネーミングはSingle Way Axis Tracker(1軸の追尾装置)の略称から取っています。これまでにも極軸1軸のみの星野写真撮影用ポータブル赤道儀は販売されていますが、SWAT-200は星野写真撮影の利便性に加え、眼視用望遠鏡搭載のため多くの機能を備えており、充実したアクセサリー群によって大いに拡張性を発揮します。性能に関しては、極軸の直径を中型赤道儀並みの40mmとして充分な強度を確保。ウォームホイールも直径85mmと充分な高精度を実現するにふさわしいサイズです。モータードライブには最新のマイコン制御を採用し、多彩な速度切り替えを実現しました。また、オートガイダー(ST-4互換)にも対応し、長焦点での星野撮影に威力を発揮します。 別売アクセサリーとして、外付極軸望遠鏡、ドイツ式赤緯軸、シンプルフォークユニット、アリミゾ、テーパーシステム、回転ユニット、卓上スタンドなどをご用意。さらに、本機下部の取付アダプターはテーパー形状の勘合部となっており、ゴニオ式極軸微動ユニットへのワンタッチ装着を実現します。
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■素材にもこだわった大型ウォームホイール
本機のウォームホイールには中型赤道儀並みの直径85mm歯数168枚と大型のホイールを採用しています。ウォームホイールのサイズは追尾精度に直接影響する重要な要素です。SWAT-200は充分な追尾精度を実現します。また素材にはジュラルミンを採用。組み立て時に高精度研磨(エイジング処理)することにより、驚くほどスムーズな回転が得られるとともに、使い込むほど精度が上がってゆく傾向があります。
写真は高精度研磨前(上)と研磨後(下)の歯面の状態です。研磨後はウォームネジの曲面に会わせて、鼓状のRが綺麗についているのが確認できます。ジュラルミンウォームホイールならではのスムーズな回転を約束します。
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■中型赤道儀並みの直径40mm極軸を大型ベアリングで支持して充分な強度を実現。
アルミ合金削り出しの直径40mm極太極軸を採用。これは中型赤道儀並みのサイズになります。その極軸を大型ベアリングで支持し、充分な強度を確保しました。搭載可能重量は約5kg(ターンテーブル直付け位置)とゆとりある仕様となっています。極軸が短くても加重を面で受ける設計になっていて、海外では主流になりつつある構造です。 |
■多彩な速度切り替えを実現した両半球対応のマイコン制御モータードライブ。オートガイドにも対応
SWAT-200に内蔵されたモータードライブには最新のマイコン制御のステッピングモーターを採用し、多彩な速度切り替えを実現しました。また、本体パネルにはオートガイダーにも対応たリモートコントロールの接続端子を装備しています。オートガイダーを使用することでピリオディックモーションを大幅に低減させ長焦点での星野撮影に威力を発揮します。速度モードは、恒星時(キングスレート)のほか、太陽時、月時、0.66倍速、東西各20倍速を装備。0.66倍速は「星景モード」として搭載しています。一般的ポタ赤が採用している0.5倍速は回路の制限によるもので、仕方なく0.5倍速にしているケースがほとんです。0.66倍速は、より星の動きに重点を置いていますので、地上より星の流れが目立つ0.5倍速より美しい星景写真が楽しめます。高速側は20倍速を採用しています。望遠鏡搭載時の天体導入に威力を発揮するほか、1時間強でウォームホイール1周の慣らしが行なえます。観測前に数時間の慣らしを行なうことで、より安定した追尾精度が得られるほか、ユーザーが日常のメンテナンスとしての慣らし運転も行なえます。SWAT-200のウォームホイールはジュラルミンを使用しております。ステンレスのような硬度の高い素材では慣らしによる精度向上は望めませんが、本機では慣らし運転することでエイジング効果が出て、使い込むほどに追尾精度が向上する設計になっています。ユーザーが行う慣らし運転での摩耗の心配は一切ございませんので、安心してご使用ください。 |
■上級機と同様のモードLEDを新採用
SWAT-200に新たに採用されたのがモードインジケータです。電装基板には緑、黄、赤の3色に変わるLEDが装備され、点灯、点滅によって追尾の状態を表示するようになっています。「緑」は恒星時運転でのみ使用され、ユーザーはモードインジケータの「緑」をチェックするだけで、恒星時運転していることを確認できます。
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■拡張性を考慮した大型ターンテーブルを採用
一般的なポータブル赤道儀の勘合部分は、カメラなどの荷重がかかると取付ネジを緩めてもスムーズに回転させることは困難です。本機のターンテーブルにはセンタースピンドルが配され、極軸のセンターホールによって加重を支えることで、通常の赤道儀と同様にクランプによってスムーズな粗動回転を可能にしています。ターンテーブル表面には、様々なアクセサリー群に対応するネジ穴があらかじめ開けてありますので、ユーザーが自由にご利用いただけます。また、メインクランプは真鍮削り出しクロームメッキ仕様の大型で使いやすい形状をしています。 |
■左右に配置された北極星のぞき穴
利き目が左右どちらでも不便がないように、北極星のぞき穴を左右に2箇所設けた親切設計です。こののぞき穴の中心に北極星を入れるだけでも焦点距離100mmのレンズを3〜4分追尾できる設置精度に極軸セッティングできます。デジタル時代になって大幅に露出時間が短縮された現在。極軸の設置精度もそれにともなって緩くてすみます。極端な例ですが、フィルム時代の10分の1の露出なら極軸の設置精度も10分の1で構わないのです。 |
■ボディカラーは高級メタリック塗装の2色をご用意
SWAT-200のボディカラーは、高級メタリック塗装のトワイライトブルーメタリック、または、パールホワイトの2色からお選びいただけます。写真ではお伝えしきれないのですが、高級乗用車並の美しい仕上げとなっています。その仕上がりをぜひ店頭でお確かめください。きっとご満足いただけると思います。 |
■SWAT-200の性能を引き出す充実のオプション群
オプションとして暗視野照明装置つきの極軸望遠鏡やゴニオ式極軸微動ユニット、ドイツ式赤緯ユニット、シンプルフォークユニット、ダブル雲台ベース、アリミゾ、テーパーシステム、微動/粗動回転ユニット、オートガイダー(ST-4互換)対応のリモコン、アルミ削り出しの卓上スタンドなどをご用意しています。組み合わせてご使用いただくことで、ユーザーのニーズにマッチしたスタイルを構築できます。
●詳しくは、オプションページへ。
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■主な仕様
名 称 |
SWAT-200(スワット・ニヒャク) |
形 式 |
星野写真撮影用小型赤道儀 |
追 尾 |
恒星時(キングスレート)、平均太陽時、平均月時、0.66倍速(星景写真用)、西行20倍速、東行20倍速、の6モード切替/北半球・南半球対応/3色LEDによるモードインジケータ付/別売のリモコンにより、2倍速、西行20倍速、東行20倍速が可能 |
ギ ヤ |
ウォームホイールによる全周微動/直径85mm・歯数168枚/ジュラルミン製 |
極 軸 |
直径40mm、アルミ合金製、直径40mm大型ベアリング支持 |
駆 動 |
マイコン制御によるステッピングモーター駆動 |
搭載可能重量 |
約5kg |
極軸望遠鏡 |
視界約7度の素通し穴/外付け極軸望遠鏡対応(別売) |
電 源 |
付属電源ボックスは単三電池×6本/Ni-MH充電池、Ni-Cd充電池にも対応 |
電 圧 |
DC6V〜DC12V(推奨9V)/消費電流約160mA(9V時)、付属電源ボックスの単三電池6本で約10時間駆動 |
大きさ |
縦150mm×横100mm×高さ65mm(三脚アダプターの突起部を除く) |
質 量 |
約1.4kg |
その他 |
別売アクセサリーとして、リモコン・ハンドボックス(オートガイダー用モジュラー端子付き)、外付け極軸望遠鏡、極軸微動ユニット、ドイツ式赤緯ユニット、ダブル雲台ベースなど多彩なオプションをご用意しています。 |
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SWAT-mini
トワイライトブルー、パールホワイト
オープン価格
参考価格 26,000円 (税別)
※2018年3月生産終了
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SWAT-miniは、オルゴールを動力とした電池不要のとてもユニークな南半球対応のミニ赤道儀です。すでに株式会社輝星から「MusicBOX EQII」として発売されているモデルに、構図の決定に便利な極軸を粗動回転できるターンテーブルを装備。またSWATの末弟にふさわしい高級塗装を施しました。カラーはトワイライトブルーメタリック、パールホワイトの2色からお選びいただけます。
内蔵のウォームホイールは直径160mm、歯数288枚相当で大型赤道儀並みの大きさとなり、追尾精度は公称で50mm標準レンズを5分間追尾可能としています。ピリオディックモーションは驚くほど小さく、300mm望遠レンズを1分以内の露出で常用されているユーザーさんもいます。
搭載のオルゴールは本機のために特別に生産された長時間駆動タイプで実質約5分間の最長駆動時間となります。
SWAT-miniの本体は非常に軽量コンパクトにまとめられており、重さは約720gですので、ご旅行などにもお気軽にお持ち運びいただけます。初心者の方の入門ポータブル赤道儀として、あるいはベテランの方のサブ機としても充分に機能するユニークな赤道儀です。
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■スムーズな粗動回転を実現するターンテーブル
ポータブル赤道儀は極軸の粗動回転を装備していないものが多く、構図を雲台に頼るために向けられない方向が出てきたり、アクセサリーが装着できなかったり、微調整がやりにくかったりと何かと不便です。SWAT-miniには、直径約50mm、高さ約22mm(ネジ部を含まず)の軽量コンパクトに設計された粗動回転機構付きのターンテーブルを標準装備し、使い勝手を大幅に向上させています。自由雲台と組み合わせてのご使用の他、画面に地平線を入れず赤経・赤緯に沿った縦構図にする場合は、オプションのシンプルフォークを装着すれば、とてもスマートで使いやすい2軸のポータブル赤道儀になります。ターンテーブル上にはカメラネジの他、M6のネジ穴が35mm間隔で開けてありますので、シンプルフォーク以外にも、さまざまなオプションパーツに対応します。 |
メインクランプは真鍮削り出しクロームメッキ仕様の大型で使いやすい形状をしています。
ターンテーブルにオプションのシンプルフォークを装着したところ。軽量なので、SWAT-miniにベストマッチです。下はカメラを搭載した参考例です。
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■充分な設置精度の北極星のぞき穴
北極星のぞき穴の中心に北極星を入れるだけでも、焦点距離50mmのレンズでオルゴールの駆動時間をフルに露出しても星が流れない精度に設置できます。ちなみに、焦点距離100mmのレンズを3〜4分追尾できる設置精度になります。
デジタル時代になって露出時間が短縮された現在。それにともなって極軸の設置精度も緩くてすみます。フィルム時代の10分の1の露出なら極軸の設置精度も10分の1で構わないのです。
画像の2WAY傾斜ウェッジ(別売)の底面には1/4インチカメラネジ(太ネジにも対応)が切ってありますので、一般のカメラ三脚に取り付けられるほか、テーパーキャッチャーや極軸微動ユニットにもワンタッチで取り付けられます。 |
■およその傾斜角度がわかる簡易目盛り
SWAT-miniの側面には、およその傾きがわかる傾斜目盛りを印刷したシールが貼ってあります。超広角レンズなどでの撮影で極軸の設置精度を要求されない場合などに方位磁石とともにご利用いただくと便利です。 |
■頑丈なアルミシャーシで挟まれた高精度内部機構
内蔵されたウォームホイールは直径160mm、歯数288枚相当で大型赤道儀並みの大きさとなり、ゼンマイを巻き上げるとギヤの同じ部分を反復し常にコンディションが同じになることから、ピリオディックモーションは驚くほど小さく高精度な追尾を実現します。また、SWAT-miniのギアまわりは頑丈なアルミの板でサンドイッチされています。充分な強度を持たせることで、耐荷重2kgを余裕を持って確保しています。 |
■特注の長時間駆動オルゴール駆動で安定追尾
搭載のオルゴールは、本機のために特別に生産された長時間駆動タイプで音楽はキラキラ星です。一回巻き上げると約7分間駆動します。ただし、最初の1分間は反復したギヤを馴染ませるための慣らし運転とし、最後の約1分間は速度が不安定なため撮影に使わないようにします。そのため実質約5分間が最長駆動時間となります。オルゴールの速度は時計ほどではないにしても、かなり安定しているため、50mm標準レンズを5分間追尾が可能です。オルゴールの音楽は消音することもできますが自己責任となります。 |
■ボディカラーは高級メタリック塗装の2色をご用意
SWAT-miniのボディカラーは、上級機SWAT-200ゆずりのトワイライトブルーメタリック、パールホワイトの2色からお選びいただけます。写真ではお伝えしきれないのですが、高級乗用車並の美しい仕上げとなっています。その仕上がりをぜひ店頭でお確かめください。きっとご満足いただけると思います。 |
■主な仕様
名 称 |
SWAT-mini(スワット・ミニ) |
形 式 |
星野写真撮影用小型赤道儀 |
追 尾 |
恒星時/北半球・南半球対応 |
ギ ヤ |
ウォームホイールによる部分微動/直径160mm・歯数288枚相当 |
駆 動 |
日本電産サンキョー製特注オルゴール駆動 |
駆動時間 |
約7分間駆動、実用は約5分間 |
搭載可能重量 |
約2kg |
極軸望遠鏡 |
視界約5度の素通し穴 |
電 源 |
不要 |
大きさ |
約141mm×100mm×72mm(ネジのハンドル部分や突出部を除く) |
質 量 |
約720g |
その他 |
別売アクセサリーとして、シンプルフォーク、ダブル雲台ベース、極軸微動ユニット、2WAY傾斜ウェッジなど多彩なオプションをご用意しています。 |
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